怒りも反映

そもそも風評被害とは根拠なき噂の被害、福島は人の住めないところになったと言うのは、風評ではなく現実ですからね。

週刊ビッグコミックスピリッツ(小学館)で30年以上連載されている「美味(おい)しんぼ」が、波紋を広げている。 福島第一原発事故をテーマにした最近の2回分で、主人公が鼻血を出し放射線被曝(ひばく)と結びつけられたり、「福島を広域に除染して人が住めるようにするなんて、できないと思う」との見解が述べられたりしている。
実在の人物を絡めて表現されており、福島県や双葉町などが事実と異なるとして抗議や意見を表明した。
私たちは社説で、低線量被曝の影響を軽視しないよう指摘する一方、できるだけ科学的な根拠や実測値、具体的な対策とともに議論すべきだとの立場をとってきた。漫画での描き方には疑問が残る。 ただ、低線量被曝には未解明の部分が多い。
今回のような健康被害に関する主張は事故後あちこちで見られてきた。それが広く関心を集める背景には、巨大な被害を招いた原発政策への怒りも反映していよう。

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